エクステリアの図面作成、チラシのデザイン、施工写真の管理などを担当する
猫好きプランナーの幸福です。
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こんにちは、一雨ごとに寒さが厳しくなってきましたね、皆さんは風邪など引いていませんか?
私はお昼にミカンをふたつ、風邪予防に食べています。
効果の程は定かではありませんが、今のところ健康なので続けていこうと思います。
今日はそんなミカンの仲間のお話をひとつ。
仏手柑(ブシュカン)という果物をご存じでしょうか?
仏教の国、インドからやってきたミカンの仲間で、
日本には観賞用として江戸時代から親しまれているようです。
英名もそのまま「フィンガード・シトロン」や「ブッダハンド」などなど。
植物図鑑で見たり、私が持っているレトロなラベルを集めた図鑑にも、マッチの絵柄として載っています。
こんな形の果物が本当に存在するのか、どれぐらいの大きさなのか、興味は尽きません。
光村推古書院「浪漫図案」より
そんな仏手柑、先月行った植物園でついに出逢うこと叶いました。
私が見た時はまだ熟し切っておらず、房が広がった形にはなっていなかったのですが、
これはこれで手を合わせているようで趣深いと思うのです。
仏手柑はほとんどがスポンジ質でそのまま食べるには適さないようですが、
香りが良く、砂糖漬けや飴、お酒などに加工したものが一般に流通しています。
漢方の効用もあり、胃痛や嘔吐、咳止めに効果があるとのこと。
また、お家で育てる際には寒さに弱いので
鉢植えで育て、冬は室内で管理するのが良いようです。
希少な果物なので、見つけたらお正月の飾りなどに取り入れてみてはいかがでしょうか。
あれは…まさか…!?と思ったらゴム手袋でした。
姫路・加西 仏手柑のはなし 11月20日
2012年11月20日パーマリンク