庭にかかわる読み物いろいろ

辻元史郎の庭コラム

第2回 エクステリアの基本 通路と植栽

前回は、辻元流エクステリアの、“引き戸”の特徴をご紹介しました。 今回はこの外構デザインの“アプローチ”と“植栽”に注目してみましょう。

 
 

アプローチは、玄関まで真っ直ぐにのびています。シンプルモダンな建築物に対して、エクステリアもシンプルにすることで、使いよさと『安心』をデザインしているのです。アプローチは玄関ドアと同じ幅・同系色を使用し、すっきりとまとめました。そのシンプルさはオープン外構にも通じるスタイルですが、引き戸を寄せればもちろんクローズにもなります。

 

■植栽で見せる

前回紹介した引き戸につづき、この外構の第二のポイントとなるのは、実は高木の位置です。
それぞれに役割を持たせ、「ここだけは」の3本に限定した植栽計画となっています。
[A:落葉高木]…2階バルコニーでくつろぐ人の「見え隠れ」の1本
[B:常緑中木]…隣地境界と機能ポールをつなぎ、玄関まわりを引き締める1本
[C:常緑中木]…部屋から、プライベートガーデンからの目隠しの1本
そして、下草です。
見せすぎず、隠しすぎず、デザインをつなげる。それが下草のレールへの「気くばり」になります。

 

 

このデザインのように「引き戸とそのアクセントカラー」「玄関ドアと揃えた色合い・幅」など、エクステリアデザインに全体のつながりがあると、建物との調和が可能になります。 一方で、機能がデザインに表れ、引き戸位置の変化などの遊びで、外構に動きが出てきます。 そして、この外構全体の決め手は3本の高木です。左右・前後の位置と高低差は建物と外構をひとつにまとめ、目隠しの役割もするエクステリア・庭の要なのです。

外構・庭と住宅が一体感を持ち、日常生活の機能をはたすこと。これが辻元流エクステリア・庭です。

では次回、お楽しみに。

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